Blender(2.72) から FBX を書き出して COORDINATE にインポートする

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FBX へエクスポートする前に以下の項目をチェックする

  • トランスフォームの適用
  • 法線の向き
  • 余計な点の削除
  • n gon の分割

1.トランスフォームの適用

これを忘れるとオブジェクトの大きさや位置がおかしくなる.FBX へ書き出す際に一括して処理することもできる(後述)が,個別に対処するには Object モードで Object > Apply > Rotation > Scale を実行する.

トランスフォームの適用
トランスフォームの適用


2.法線の向き

法線が内向きだと COORDINATE 内でポリゴンが表示されない.法線の向きを確認するには,Edit モードで Properties shelf を表示(ショートカット N)し,Mesh Display で面の法線を表示させる.法線の向きがおかしいときは Mesh > Normals > Flip Normals で個別に修正するか,Mesh > Normals > Recalculate Outside(Ctrl + N) で再計算する.

法線の表示
法線の表示


3.余計な点の削除

余計な点(正確にいうと同じ位置にある線やポリゴン)があると正しく表示できないことがある.またマテリアルやテクスチャの貼り忘れの原因にもなる.これを削除するには,Edit モードで頂点をすべて選択(ショートカットA)し, Mesh > Vertices > Remove Doubles を実行する.Tool Shelf(ショートカット T)で同じ位置とみなす閾値を設定できる.削除された頂点数はウインドウ上部の info のところに表示される.

重複した頂点の削除
重複した頂点の削除
コンソールの場所
コンソールの隠し場所


4.n gon の分割

5角形以上のポリゴンは COORDINATE で正しく表示できない.それを分割するには,Edit モードで対象の面を選択し,Mesh > Faces > Triangulate Faces(Ctrl + T) を実行する.



エクスポート時の設定

Addon を有効にして FBX をエクスポートする.File > User Preferences(Ctrl + Alt + U) を開き Import-Export: EXPERIMENTAL FBX format にチェックを入れ Save User Settings を押す. こちらの方は未完成版だがボーンを正しくエクスポートできる.

FBX エクスポートの有効化
FBX エクスポートの有効化

File > Export > Experimental FBX でエクスポート画面を開く.ここで Smoothing : Face を設定することをおすすめする;その方が光源がある場合にはきれいに見える.

smoothing の有無
smoothing の有無

ここで Apply Trnasform にチェックを入れるとすべてのオブジェクトにトランスフォームを適用できる.

export-menu
FBX のエクスポートメニュー

COORDINATE へのインポート

背景としての利用を想定していてもオブジェクトとして登録した方が便利だ(2015年1月現在).そうすると CLIP STUDIO PAINT で使用する際に以下の操作が可能になる.

  • オブジェクトを注視点に設定できる
  • オブジェクトの表示非表示を切り替えられる
  • オブジェクトを移動回転スケールできる

一方 COORDINATE で背景として登録すると, CLIP STUDIO PAINT では個々のオブジェクトを操作できなくなる.それをしようとすると可動パーツをひとつずつ設定しなければならず手間がかかる.