D3300 より EOS Kiss X7 を選んだたったひとつの理由

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Nikon D3300 は後発だけあって,多くの要素で EOS Kiss X7 を上回っている. 有効画素数,ローパスレス,ダイナミックレンジ……カタログだけ見ると D3300 の方が画質はよさそうに見える.

しかし D3300 は三脚を使った物撮りにおいて致命的な欠点を持っている.

D3300 はミラーアップ撮影ができない

ミラーアップ撮影とはシャッターを切る前にミラーを上げ数秒待ってからシャッターを切る機能だ. これはミラーが上がった衝撃でカメラがぶれるのを防ぐために使う. マクロレンズで寄って撮影するときや望遠レンズを使っているときによく問題になる.

D3300 ではライブビューであってもミラーアップ撮影ができない. ライブビューにおいてシャッターボタンを押すとミラーが一度降りてきてからまた上がりシャッターが下りてきて写真が撮れる.

運用でこれを回避する方法もある. ミラーショックは 1/60 前後のシャッタースピードで影響が顕著に出てくる. そこであえて長時間露光(10秒以上)でその影響力を小さくしたり,ストロボを買い足したりすればいい. 1枚しか撮影しないなら長時間露光もいいかもしれない.しかしそんなことありえるだろうか. 物撮りはトライアンドエラーが重要だ. このサイクルが短いければ短いほどより多く撮影でき,いい絵が撮れる確率が上がる. ストロボならばこの問題を解決できる.しかし金銭コストがかかる. それに入門機種はコマンダー機能がないことが多く,多灯でのライティングで問題になる.

ミラーアップできないのは物撮りにおいて致命的だった

D3300 でミラーアップができたなら私は D3300 を買っていた. 実際多くの項目で EOS Kiss X7 を上回っている. 私の環境では寄って撮影したり 1/60 秒前後のシャッタースピードを使用することがあるため, あえて D3300 でなく EOS Kiss X7 を選んだ.