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電子書籍の価格について

カテゴリ:その他

そもそも論として電子書籍を安売りして利益が増えるならば, 出版社は安売りをする. 出版社は市場を独占しているわけではないので勝手に競争して値段が下がる(市場を独占しているのは出版社ではなく Amazon). そうならないのは電子書籍が儲からないからだ.

電子書籍の原価と限界費用

新規に書籍を電子化する場合の原価とすでに電子化された書籍の限界費用とは区別して考えなければならない.

新規に書籍を電子化する場合の原価は 読者「電子書籍なのになんで安くないんだ!」→出版社「いや電子の方が原価が高いし……」 が大体正しい.

電子化された書籍の限界費用とはその電子書籍をひとつ販売するのにかかるコストだ. それは上記のリンク先の例でいえば以下の要素からなる.

  • 電子書籍・電子取次の流通マージン
  • 著者への印税

製作費,製作にかかる人件費,書籍の電子化にかかるコストはサンクコストだ. よって出版社は上記の例では 1000 円の書籍を最大で 400 円まで価格を下げられる.

そして固定費の回収速度や販売量を見て電子書籍の価格を調整する.

参考にした記事

読者「電子書籍なのになんで安くないんだ!」→出版社「いや電子の方が原価が高いし……」

読者「Amazonキンドルは安くていいね!」→出版社「いや、それも違うかも……」


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