Blender での n ゴンの使い方
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n ゴンが使える条件
1. モデルを Blender でしか使わない
ゲームエンジンや MMD 等のプログラムは n ゴンをうまく扱えない. 他のプログラムと連携することがあらかじめ分かっているなら, 最初から n ゴンの使用を避けるか,エクスポート前に n ゴンを分割する.
2. n ゴンがフラット
フラットではない n ゴンはレンダリングしたときに折り目がつく.

n ゴンのメリット
三角ポリゴンや四角ポリゴンの場合, 辺にべベルをかけると余計な三角ポリゴンが生成されることがある. しかし n ゴンではそのようなポリゴンは生成されない(交点が 3 の場合). フラットな面を多く持ち,べベルを多用するハードサーフェスのモデリングでは n ゴンを使う機会は多い.

n ゴンはべベルをかけても余計なポリゴンが生成されない

交点が 4 のときは n ゴンであっても余計なポリゴンが生成される
TIPS:n ゴンのみ選択する
『選択 > 頂点数で選択』で,頂点数を 4,タイプを大きいにする.


Blender 2.78 では『頂点数で選択』は,『選択 > 特徴で全選択』に移動された.

Blender 2.78 での頂点数で選択