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細分割曲面を使った顔のポリゴンフロー例

カテゴリ:blender

顔をモデリングする際の Tips

顔をモデリングする際に最も重要な部分は斜めから見た頬のアウトラインだ。なぜならモデルが真正面や真横から見られることはまずないからだ。

下図の緑の線は斜めから見たときのアウトラインだ。すべて四角ポリゴンで作ると、このラインのポリゴンはゆがみが大きくなりやすい。ローポリモデリングの場合はゆがみの多いポリゴンを手動で三角化する。最終的に細分割曲面を使う場合はレンダリングする前にこれらの三角ポリゴンを削除する。

skew
緑は斜めの時のアウトライン、赤は正面から見たときのアウトライン
demo
三角ポリゴンを削除して細分割曲面を適用したメッシュ

赤のラインは顎のラインでないことに注意。パースのついたカメラで正面から見たとき、超望遠でもない限り顎のラインは見えない。

ゆがみの大きい場所を見つけるにはメッシュ分析が使える。

pole

頂点に接続されているエッジ数が4でない頂点の場所を pole と呼ぶ。pole の数が少ないと、それだけきれいにポリゴンを分割できる。頂点に接続されるエッジ数は3~5は許容範囲で、6以上ならポリゴンフローを考え直した方がいい。以降の図では pole の位置を黒で示している。

よくあるパターン

1

鼻にディティールを追加したバージョン

2

鼻にループカットを入れられるバージョン

3

鼻から口角へ向けたラインがあるバージョン

この割り方は口角を広げたときのしわを作りやすい。 カートゥーンやリアルよりのモデルにより適している。

4

外部リンク

顔のトポロジー画像集

img Log

正面図

側面図

「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ」メイキング あにつく2015で明かした只ならぬこだわり

横顔モーフィングについての説明がある。





電子書籍

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