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動的に皺を作れる tension map の使い方

カテゴリ:blender

tension map はメッシュの変形箇所を表示するアドオンだ。伸びている部分は赤で、縮んでいる部分は緑で表示される。アーマチュアやシェイプキー・物理演算による変形に対応している。加えて変形部分の頂点グループも作成する。ディスプレイスモディフィアを使えば動的に皺を生成することも可能だ。

ジオメトリノードを使ったテンションマップ

ダウンロード

オリジナルの配布先

修正版の配布先

修正ファイルへの直リンク

サーフェス変形に対応させた修正版への直リンク

バージョン 2.80 対応版

セットアップ方法

アドオンのインストールに特別なところはないので省略。

データタブでTension script にチェックを入れアニメーションを再生(Alt + A)させると、tm_tension という名前の頂点カラーが作成され、tm_stretch、tm_squeeze という名前の頂点グループが作成される。

setup
tension map の設定

Cycles で tension map の情報を取得する

属性(Attribute)ノードに tm_tension を指定すると伸縮情報を色で取得できる。以下のようなノードで動作チェックできる。フレームを更新しないとテンションマップは更新されない

cycles test
動作テスト

伸縮情報の取得

伸びている部分は赤、縮んでいる部分は緑で表示されている。RGB 分離(separate RGB)ノードでそれぞれ取得できる。

get stretch
伸びている部分の取得

頂点グループ

伸縮情報は頂点グループとしても取得できる。伸びている部分は tm_stretch、縮んでいる部分は tm_squeeze で取得できる。

パーリンノイズを横に引き伸ばした以下のような画像をディスプレイスモディフィアで変形させるとリアルタイムで皺を作成できる。フレームを更新しないとテンションマップは更新されない

wrinkle texture
皺のテクスチャ
displace
ディスプレイスの設定例

.blend ファイルダウンロード

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