Blender ですぐに使えるライティングテクニック

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ライティングの前に画角の設定

キャラやオブジェクトをアップで撮影する場合,カメラの画角を望遠よりに変更した方がいい. デフォルトの画角(35mm)ではパースのゆがみが大きく,特に人物の顔をアップにすると不細工に映る.

3D ビューの画角を設定するには モデリングする際のカメラセッティング を参照.レンダリングするカメラの画角は Properties > Camera > Lens > Focal Length で設定できる. 100~200 の間がよく使われる.

カメラの画角の設定
カメラの画角の設定

天トレ

デフォルトの設定のライトは影が強く出て,表面の凸凹が強調される. しかし人の顔のような被写体の場合, 肌の凸凹や強い影は特殊な演出の時を除き敬遠される.

この影をぼかして表面の凸凹を均してくれるようなライティングが天トレだ. 柔らかい影と広いグラデーションとができる. 被写体上部に設置した照明の光をトレーシングペーパーで拡散したことからこの名前がついている.

この設定は Area ライトの Size を大きくすることで実現できる.

Area ライトの設定
Area ライトの設定
Point ライトを使ったライティング
Point ライトをデフォルト設定で使った場合
Area ライトを使ったライティング
Area ライトのサイズを大きくした場合

参考記事
第16回 商品撮影に便利な「天トレ」セット

レフ板

黒いレフ板

黒いレフ板は鏡面に映しこむようにして使われることが多い. シルバーの表面に黒いレフ版を映しこむことにより,コントラストとメリハリとをつけられる.

映しこみなし
黒いレフ板を映した
撮影セット
セッティング

レフ板の設定

レフ板がカメラに映らないようにするには Object > Ray Visibility > Camera のチェックを外す. 鏡面の反射にのみ映るようにするには Diffuse と Shadow のチェックも外す.

レフ板の設定
レフ板の設定

白いレフ板

白いレフ版は,陰になっている部分を照らすフィルライトの代わりによく使われる. 光源と違い,色や明るさを設定せずにすぐに使える手軽さがある.

レフ板なし
レフ板なし
レフ板あり
レフ板あり

参考記事
第7回 鏡面の被写体を撮る
第8回 黒でシャドーを締める

関連サイト
玉ちゃんのライティング話

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