Blender で他のオブジェクトが落とす影を検出する
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    レンダリング結果
  この方法には以下の欠点がある.
- 陰の中にある影は検出できない
- 影が他のライトで照らされるとうまく動かない
- 凸凹のあるオブジェクトだと自分の落とす影も検出されてしまう
設定方法
このノードはライトの情報が必要になる. 影を落とすライトを Lamp Data に入力する.
影の中を照らさない別のライトがあるときにはそれをライティングするためのノードが必要になる; 最終的に合成しているのは影がなかった時のライティングの画像だからだ. Material の Color をそのまま使うと 2 値化の際に落とした情報によってフリンジがでる.
 
    フリンジが出ている
   
    結果
  動作原理
このノードは現在のライティングとオブジェクトがなかった時のライティングとを比較して, 陰になっている部分を検出している. Less Than は2値化と反転とをやっている.こうすることで影の落ちた部分が白になる.
 
          Less Than の出力
         
          オブジェクトがなかった時のライティングの 2 値化
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