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Blender 用の PC スペックについて

カテゴリ:blender

Blender 用の PC で一番重要なのはメモリ容量で、その次が CPU 性能だ。なぜならメモリ容量が不足する場合、できない作業があるからだ。CPU 性能は作業速度に影響を与えるだけで、CPU 性能が低いからできない作業はほとんどない。

大量にオブジェクトを配置したりハイポリゴンモデルを扱ったりする場合、外部 GPU が必要になる。Blender はビューポートのレンダリングに GPU を使っている(CPU も使う)。

CPU V.S. GPU

Blender を扱う上で、基本的には GPU より CPU のほうが重要だ。GPU は Cycles や Eevee のレンダリングを高速化するだけだが、CPU はレンダリング(Eevee は除く)・スカルプト・アニメーション・物理シミュレーション・コンポジットも高速化してくれる。

CPU はアップグレードしづらいことがある。新しい世代の CPU を導入する場合、マザーボードやメモリを更新する必要があるかもしれない。それに対し GPU は単体で更新できるので、レンダリング速度に不満がでてから更新することもできる。

外部 GPU について

Cycles や Eevee(Blender 2.80 以降)のレンダリング速度を重視するのでない限り高性能な外部 GPU は不要だ。ビューポートの表示速度は GeFroce GTX 1050 Ti や Radeon RX RX560 があれば 1,000 万ポリゴンのメッシュをオブジェクトモードで表示しても快適にビューポートを回転させられる。

Blender 2.80 以降

Blender 2.80 は Eevee に加え、ビューポートのレンダリングにも GPU が影響するようになった。そのため CPU に内蔵されている GPU で Blender 2.80 以降を使うのは推奨しない。

Eevee を使う場合、GPU のメモリ容量やバス幅(インターフェイス)も重要になる。2K や 4K テクスチャを大量に使う場合、GPU のメモリ容量は最低でも 4GB は必要になる。

複雑なシーンを Eevee でレンダリングする場合の最低ラインは GTX 1050 Ti 4GB もしくは GTX 1650 4GB だ。個人的には GTX 1060 6GB(3GB のものもあるので注意!)・GTX 1660 6GB 以上や RX580 8GB 以上の GPU を推奨する。

Blender 用の PC スペックの決めかた

  1. その PC で行う作業内容からメモリ容量を計算し予算を割り当てる
  2. マザーボードや電源などの動作に必要なパーツの予算を割り当てる
  3. 外部 GPU が必要なら適当な外部 GPU 用の予算を割り当てる
  4. 残りの予算をすべて CPU につぎ込む

高スペックが必要な作業

以下の用途に Blender を使う場合、大容量のメモリが必要になる。

  • スカルプト
  • 高解像度レンダリング
  • 大量のオブジェクトを配置してレンダリング

スカルプトの場合は高性能な CPU も必要だ。スカルプト可能なポリゴン数は CPU 性能に依存する。多重解像度モディフィアはマルチスレッド処理ができるので、コア数が多いほどより細部の彫り込みが可能になる。

上記の用途に使う場合、メモリは最低 16 GB は必要になる。加えて大量のポリゴンを表示して編集するために外部 GPU も必要になる。

低スペックでも可能な作業

ポリゴンモデリングやポリゴンモデル(10 万ポリゴン以下)のアニメーションのような作業ならば要求スペックは低い。最近のノート PC ならこれらの作業は快適にこなせる。

デスクトップ PC なら Celeron Dual-Core G3930 や Ryzen 3 2200G にメモリ 8 GB で十分だ。

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