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Blender 用の PC スペックについて

カテゴリ:blender

Blender 用の PC で一番重要なのはメモリ容量で、その次が CPU のスペックだ。なぜならメモリ容量が不足する場合、できない作業があるからだ。CPU のスペックは作業速度に影響を与えるだけで、CPU のスペックが低いからできない作業はほとんどない。

大量にオブジェクトを配置したりハイポリゴンモデルを扱ったりする場合、外部 GPU が必要になる。Blender はビューポートのレンダリングに GPU を使っている(CPU も使う)。Celeron Dual-Core G3930 の内部 GPU で 1,000 万ポリゴンのメッシュをオブジェクトモードで表示すると、視点の回転時に 3 fps ぐらいしかでない。Celeron Dual-Core G3930 の内部 GPU で快適に表示できるのは 100 万ポリゴン前後だ。

外部 GPU について

Cycles や Eevee(Blender 2.80 以降)のレンダリング速度を重視するのでない限り高性能な外部 GPU は不要だ。ビューポートの表示速度は GeFroce GTX 1050 Ti や Radeon RX RX560 があれば 1,000 万ポリゴンのメッシュをオブジェクトモードで表示しても快適にビューポートを回転させられる。

Eevee を使う場合、GPU のメモリ容量やバス幅(インターフェイス)も重要になる。2K や 4K テクスチャを大量に使う場合、GPU のメモリ容量は最低でも 4GB は必要になる。それをリアルタイムでレンダリングするにはバス幅は 192 bit 以上が要求される。

Blender 用の PC スペックの決めかた

  1. その PC で行う作業内容からメモリ容量を計算し予算を割り当てる
  2. マザーボードや電源などの動作に必要なパーツの予算を割り当てる
  3. 外部 GPU が必要なら適当な外部 GPU 用の予算を割り当てる
  4. 残りの予算をすべて CPU につぎ込む

高スペックが必要な作業

以下の用途に Blender を使う場合、大容量のメモリが必要になる。

  • スカルプト
  • 高解像度レンダリング
  • 大量のオブジェクトを配置してレンダリング

スカルプトの場合は高性能な CPU も必要だ。スカルプト可能なポリゴン数は CPU のスペックに依存する。多重解像度モディフィアはマルチスレッド処理ができるので、コア数が多いほどより細部の彫り込みが可能になる。

上記の用途に使う場合、メモリは最低 16 GB は必要になる。加えて大量のポリゴンを表示して編集するために外部 GPU も必要になる。

低スペックでも可能な作業

ポリゴンモデリングやポリゴンモデル(10 万ポリゴン以下)のアニメーションのような作業ならば要求スペックは低い。最近のノート PC ならこれらの作業は快適にこなせる。

デスクトップ PC なら Celeron Dual-Core G3930 や Ryzen 3 2200G にメモリ 8 GB で十分だ。

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