Freestyle の示唆的輪郭(Suggestive Contour)の使い方
カテゴリ:blender
示唆的輪郭は輪郭(Contour)ではないが、視点を少し移動させると輪郭になる辺のことだ。
Kr 派生イプシロン(Kr Derivative Epsilon)
示唆的輪郭の検出力は Kr 派生イプシロンで設定できる。Kr 派生イプシロンは小さいと検出力が上がり、大きいと検出力が下がる。球半径の設定が適切ならば 0 ~ 1 の範囲で収まる。マイナスも設定できるが、示唆的輪郭ではない線も出るようになる。大きすぎる値(たとえば 100 以上)は計算負荷が高い。
Kr 派生イプシロン
Part II:Defining Lines on Surfaces の p.27 に解説がある。
球半径(Sphere Radius)
示唆的輪郭を計算する際に、面を球で近似して計算する。球半径はその球の半径を設定する。デフォルトの 0.1 で十分な場合がほとんどだ。球半径の値を大きくするとノイズとディティールが小さくなる。球半径が大きいと計算に時間がかかる。
Part II:Defining Lines on Surfaces の p.13 に解説がある。
外部リンク
Benchmark tests of Freestyle suggestive contours