Blender 2.80 のテクスチャペイント Tips
テクスチャペイントの不透明度を変更する
デフォルトではテクスチャペイントの不透明度は1になっている。この状態では現在編集中のテクスチャしか表示されない。これを0にするとレンダリングされる状態でテクスチャを編集できる。

現在編集中のテクスチャを確認する場合は、この不透明度を1にする。
Filmic ビュー
フォトリアルなモデルの場合は Filmic ビューで問題ないが、セルルックのテクスチャを描く場合やスポイトで正確な色を取得したい場合は Filmic ビューでは問題がある。正確な色を取得、描画したい場合はビュー変換を標準にする。

スポイト
S キーでスポイトが使える。
サイドバー
バージョン 2.81 ならば、ノードを組むことなくテクスチャスロットの+で PBR マテリアルのテクスチャを追加できる。バンプテクスチャや法線テクスチャを作成する場合は 32bit Float にチェックを入れるのを忘れないようにする。

サイドバーのツールタブのテクスチャスロットで編集するテクスチャを選択できる。

そのほかカラーパレットやテクスチャマスク、ペンの筆圧、ブラシのブレンドモードもここで設定できる。
アルファの編集
ブラシのブレンドモードでアルファを編集できる。

レイヤーのブレンドモード
レイヤーのブレンドモードを変更するには、ノードを組む必要がある。レイヤーの枚数が多いと管理が面倒なので、アドオンを使う。

面を隠す
ペイントマスクモードで面を選択(Shift + クリック)し H。右クリック選択の場合は右クリックで面を選択できる。Alt + H で表示。テクスチャペイントモードでは選択していない面が非表示になる。

マスク・ステンシル
ブラシのテクスチャ(マスク)のマッピングをマスク(Stencil)に設定するとスタンプを押すようにテクスチャが描ける。ブラシのテクスチャは RMB ドラッグで移動、Ctrl + RMB で回転、Shift + RMB で拡縮。テクスチャマスクは Alt を追加する。初期化はトランスフォームのリセットを押す。

アドオン
標準アドオン
Paint Palettes
パレットを追加する。
無料アドオン
Cycles Texture Paint Layers
最新版は GitLab でダウンロードできる。
有料アドオン
BPainter V2.0($39.99)
Pbr Painter 2.0($16)
Substance Painter Live Link($25+)
Substance Painter のデータを Blender 等の DCC に転送するアドオン。
Grungit - 1-Click Wear And Tear($14.95)
損耗や裂け目を追加するテクスチャノード。
外部リンク
実はblenderくんにはデフォルトで外部ペイントソフトとの連携機能とかもあったりするんですよ(最近知った) 3Dビュー視点をそのまま外部のペイントソフト(クリスタ、フォトショとか)にもってってそちらで描いたのがblender側にも反映されます🤗 pic.twitter.com/B3BQzHtUYB
— 槭樹 (@polymaple) 2018年8月4日
まじ必見!blenderとクリスタで連動できた、、、
— 🗡️まけん@blender (@makenmodeler) February 8, 2021
画像エディターでリンクすればクリスタでclrl+sするだけでblender側に反映される#blender #blender初心者
※ポトショップドキュメントで保存、マテリアル設定しないと反映されないので注意 pic.twitter.com/tFziKC1Pe2
Auto Reload アドオンは Auto Reload からダウンロードできる。
How do you add gradients in Blender Texture Painting? There’s actually two ways, using the Fill tool and the Draw brush. In this video we explore both. 3D Model “Mushy Buddy” by Gorgon Season on @Sketchfab . #blender #b3d pic.twitter.com/Wjn7o0DBOJ
— Jan van den Hemel (@JanvandenHemel) February 27, 2022
Material Maker
Substance Designer のようにノードを使ってマテリアルを作成できるオープンソースツール。Godot game engine を利用している。