Blender でカメラのシフト機能を使う
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カメラのシフト機能は主に垂直線のパースを消したい時に使う。たとえば建築物や室内を撮影する際に、カメラをチルト(縦方向に傾ける)すると垂直線にパースがついてしまう。建築物や室内の撮影で垂直線にパースがついていると違和感が出る。
カメラの配置(左) レンダリング結果(右)
カメラの向きを水平にしたままシフトさせると、縦の垂直を維持したままレンダリングできる。プロパティパネルのデータタブにある「レンズ > シフト」で設定できる。
シフトを使用したレンダリング
シフト機能はセルルックのキャラをレンダリングするときにも使われることがある。たとえばカメラをアイレベルに置いたまま撮影したいが、そのままでは頭上に空白ができてしまうような場合だ。その場合はカメラをアイレベルに配置してシフトすれば、頭上の空白を除去できる。