腰のポリゴンフロー
カテゴリ:blender
腰のボーン位置
実際の人体の大腿骨の骨頭位置にボーンを置くと、腰周辺がうまく変形できない。そうする必要がある場合は補助ボーンと追加のリグが必要になる。
実際の人体の骨頭位置だと、骨盤周辺がうまく変形できない
なので骨頭位置をより高い位置に配置するか、骨盤側へ骨頭を移動させるとよい。
骨頭を高い位置に配置
骨頭を高い位置に配置し、骨盤方向へ移動
変形ポリゴンの選択
股間部分のポリゴンは大きく引き伸ばされる。なのでそこにディティールのあるテクスチャは配置できない。
しかし変形ポリゴンは選択できる。中心部分もしくは太ももの内側を伸長する。
中心(緑のポリゴン)を伸長する
太ももの内側(赤のポリゴン)を伸長する
ポリゴンフロー
前面のV字フロー
腰前面の変形箇所はV字形なのでそれに沿ったポリゴンフローにすると変形させやすい。
赤のラインが変形箇所
背面のV形フロー
尻の変形箇所もV字にすると管理しやすい。前屈したときに尻は大きく引き伸ばされるので、より多くのポリゴンが必要になる。
赤のラインが変形箇所
Tips
ポリゴンフロー調整の三角ポリゴンを散らす
ポリゴンフロー上に三角ポリゴンが複数あると、ポリゴン削減が目につきやすい。
三角ポリゴンを散らす
三角ポリゴンは、股の内側や脇などの見えづらい位置に配置する。