Blender のビュー変換比較
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Filmic
使うべきではない。Filmic は高色域に未対応で、白とびする前に特定の6色のどれかを経由してから白飛びする。代わりに AgX を使う。
AgX
高色域に対応しダイナミックレンジも広いが、彩度が落ちるのでカラーグレーディングが必須になる。
Khronos PBR Neutral
高色域に未対応(対応色域が sRGB)で HDR にも対応しないが、「標準」ビュー変換と違いハイライト部分の不自然さがない。
AgX のような彩度の変化を起こさずにハイライト周りの不自然さを解消したビュー変換。商品写真の撮影をするために開発された。標準のように白飛びの周辺が不自然になることはないが、ハイライト部分のディティールは失われる。ブルームと相性が悪い。
ダイナミックレンジの狭い物撮りライティングのような照明で使う。
昼間のアウトドアのようなダイナミックレンジが広いライティングでは使えない。
標準(Standard)
HDR にも高色域にも対応しない。白とび周辺の色(ハイライト周辺)が不自然。色を手動で制御するセルアニメではこれを使う。